卓話

秋山 賢司 様

2013年6月11日



演題
「コーチングにおけるコミュニケーションの活用」
Quest代表 

人には優位感覚というものが存在する。視覚優位、聴覚優位、体感覚優位、言語感覚優位の4タイプある。人は無意識のうちに自己の優位感覚前提でコミュニケーションを図ろうとするが、感覚が異なる者には全く理解できないことが多い。相手の優位感覚に合わせたコミュニケーション方法を選択することでコミュニケーションが円滑になる。コミュニケーションをとるときには、相手を観察すること、相手を知ることが大切である。

今回は自分の優位感覚を診断しながらの楽しい卓話になりました。また、紹介者の大塚会員から、奥様と優位感覚が異なっていたけれども、努力を続けるうちに双方がお互いの感覚を併せ持つようになったというエピソードをご披露いただきました。

藤巻 力也 様

2013年5月28日



演題
「私の歩み・大学時代を中心に そして次世代への教育」
医療法人社団八九十会
新橋八九十会クリニック院長 藤巻力也氏

◎勉強ができると人生の自由度が増える
◎人生を楽しむために趣味が必要
◎次世代への教育は早く始めるべきである

飯塚 律子 様

2013年5月21日



演題「アンチエイジングの基本はまず食生活から」
飯塚律子ヘルスフーズ研究所
健康管理学博士・フードコンサルタント
飯塚律子氏

 後期高齢者の世代でお元気で活躍されている方が増えています。これからは医療費の削減が大切となりますが、自己管理・食生活はアンチエイジングの基本です。
バランスに気をつけた食生活をこころがけてください。

Irem YaIcin(イレム)様

2013年5月7日



演題「私のおもしろい国、トルコ」
青少年交換留学生 Irem YaIcin(イレム)様

 最初のホストファミリーは英語を全く話せませんでしたが、そのとき私が知っている日本語は「こんにちは」だけでした。次の家族の時に日本語のレッスンを受けるようになり、とても役に立ちました。今の家族は2人の姉妹が勉強の手助けをしてくれますが、それでも私の日本語はまだまだです。
 私は日本に来てから沢山の人と知り合いましたが、殆どの人がとても親切にしてくれました。勿論、時には上手く行かなかったこともありますが、多くの人がとても礼儀正しく、丁寧で、私に優しく接してくれました。私はロータリーの家族たちと出会ってから、とても大切なことを学びました。それは、人は仕方なく義務感で誰かを助けるのではなく、助けてあげたいという気持ちを心から持って助けてくれるということです。

村木 茂 様

2013年4月23日



演題「エネルギー政策の動向と天然ガスの役割」
東京ガス株式会社
代表取締役副社長 村木 茂 様

 3E(EnergySecurity,Environment Protection,Economic Efficiency)+S(Safety)の追求を基本政策とし原子力を含めたあらゆるエネルギーのベストミックスを目指す必要がある。総合エネルギー調査会があらゆる論点を検討、構築。供給サイドにおいてこれからのエネルギーミックス、エネルギーマネジメントにより省エネルギーとエネルギーセキュリティ向上を目指す。スマートエネルギーネットワークの活用により都市機能が向上し、この先進的な取り組みは国力を上げていく。よって、国も力を注ぐ。

小笠原 清忠 様

2013年4月16日



創立28周年記念講演「小笠原流礼法について」
弓馬術礼法教場
小笠原流三十一世宗家 小笠原 清忠 様

 小笠原流とは、初代小笠原長清に始まる清和源氏の家系で、長清26歳の時源頼朝の糾方師範となり、その後三十一世の清忠氏まで800年を超えて受け継がれてきた礼法です。

 足利、徳川の将軍家に師範として礼法・弓術・弓馬術を伝え、維新後は武家社会の終焉とともにその教えを一般に開放してきました。二十八世清務は弟子を増やしたり、無理や妥協することを嫌い、その流儀を教えることで生計を立てることを禁じております。現宗家は、家訓を守り、他に職を持ちながら流儀の継承に努め、伝統を伝えていくため、流鏑馬や弓術、礼法の儀式を鶴岡八幡宮、伊勢神宮など各地において執行されております。
 礼法は武士にとり「いつ何時」に備える日々の準備であり、訓練。一例に、「風のないときのように煙が立ちのぼるように」跪座から立ち上がる。前後左右に揺れることのないように、無駄な動きを省くことが基本動作で、宗家の動きは清廉そのもの感を受けました。礼法通りの動きは筋肉を鍛えます。そのことが武士にとっての日々の訓練なのだそうですまた、礼一つに様々な礼があり、相手との呼吸を合わせることが必要とのこと。
 小笠原流礼法の無駄のない動き、呼吸を合わせた動きは、その所作の“美しさ”を感じずにはいられません。 小笠原流礼法が現在の日本に広く知られることがとても大切なことと思われます。

村上 雅也 様

2013年4月9日



演題「既存建築物の耐震診断・耐震改修の現状と課題」
一般財団法人 日本建築防災協会
耐震支援センター長 千葉大学名誉教授 村上 雅也 様

 当会は、建築物の耐震診断及び耐震改修に関する情報及び資料の収集・整理及び提供、建築物の耐震診断及び耐震改修に関する調査及び研究、認定建築物である特定建築物の耐震改修に必要な資金の貸付けを行った金融機関の要請に基づき債務の保証をしています。耐震診断並びに耐震化は進んでおらず、技術者不足・資質低下が現状の課題。

王 博 様

2013年3月19日



演題「西遊記をめぐる裏話について」
早稲田大学大学院 文学研究科
東アジア史専攻 博士後期課程 王 博 様

 西遊記というものを本やテレビなり映画なりで漫然と観たり聞いたりしていましたが、あの化け物との戦いの背景には仏教と道教という宗教戦争があったということを改めて知ることができました。
原書でもう一度読み直すということは難しいですが、物語やビデオなどを観てみたいと思いました。
また9回喰われた相手を弟子にしたというようなお話も凄いものだと感じました。

金子 正子 様

2013年3月12日



演題「指導者の役割」
シンクロナイズドスイミング指導者
金子 正子 様

 小谷実可子 田中京らをオリンピックメダリストの育て上げた指導方法は、夢を持たせそれを実現するために目標としていく。積み重ねた努力が報われることによりコーチへの信頼感が高まりそして絆が生まれてゆく。これこそが心が通じ合う指導となる。指導者は十人十色の個性ある人をどのようにしたらいいのか常に向上心を抱き同じ夢を叶える。

小田 俊理 様

2013年3月5日



演題「ナノテクノロジーが拓く未来のコンピューター」
東京工業大学
電子ナノエレクトロニクス研究センター
教授 小田俊理 様

 ナノテクノロジーは、軽くて強度があり、国会図書館の情報が角砂糖の大きさに収まる情報量があり、現在、あらゆる家電製品や自動車に入っています。その未来は、医療・エネルギー等、更なる応用が実現可能になります。

古堅 純子 様

2013年2月26日



演題「~人生の衣替え~「生前整理」のススメ」
幸せ住空間セラピスト
古堅純子 様

 ポジティブに第二の人生を送りたい、自分がいなくなった後、残されたものが遺品の整理に困らないように、今の生活に必要のない物を整理していこう。
 人生50年・60年生きてきますと色々なものが溜まり、中々捨てられない。拘り、親しみ、いつか使う、そんな想いが捨てることを躊躇させます。自分ではできない、第三者が入ることでスムースにし、本当に大切なものが見えてくるそうです。
 「捨てない親父は捨てられる」と怖い言い回しもありました。

加茂 真純 様

2013年2月12日



演題「柔らかな体が若さと健康を保つ」
公益財団法人 真向法協会
副会長 加茂真純 様

 真向法の特徴を簡単に言えば、姿勢のゆがみを直し、体を柔らかくして血行を促し、新陳代謝をよくして若々しい体を保つと言うことになります。真向法の実践者が実際の年齢より若く見られるというのはそういう訳です。また、姿勢のゆがみを直す為に、今や国民病とも言うべき腰痛にも顕著な効果があります。

林 志英 様

2013年1月29日



演題「ロータリーと私」
東京米山友愛RC 
学友 林 志英 様

 蘇州出身で、上海復旦大学の日本語学科に進学をしました。大学時代に通訳をきっかけに日本人と知り合いその後大分大学に留学をしました。その際に米山奨学生となりロータリークラブとの御縁がはじまります。卒業後に日本にて物流関係の会社へ勤務。
大分は私にとってふるさとでもあり、結婚式は大分でロータリアンに囲まれておこなわれました。
その後インターネット通販会社を設立しましたが、当初は知識もお金なく大変な思いで仕事をしておりましたが現在は沢山のスタッフと共に事業をおこなえるまでになりました。
 来日した際はスーツケース1つだけでしたが、その後ロータリークラブのご縁で沢山の出会いがあり多くのチャンスをいただきました。
 現在は日本に帰化しており、今後は以前の私の境遇と同じような若い世代をバックアップできるような、またロータリークラブの素晴らしさを伝えられるような活動をしてまいりたいと思います。

木﨑 英司 様

2013年1月22日



演題「ホスピタリティとモチベーション」
杏林大学 外国語学部 観光交流文化学科
学科長 教授 木﨑 英司 様(元JALパーサー)

 お客様と会社の絆を如何に持ち続けることが出来るか。その為には、社員全員に期待を超えたサービスを導き出す能力をつけることが必要です。頭で理解しているだけでは駄目で、瞬時に「自分ならどうしてあげたいか」を日頃から考えながら実践していくことが大切です。

松井 秀文 様

2012年12月11日



演題「小児がん克服に向って」
NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク
理事長 松井 秀文 様

 小児がんは大人のがんと比べて患者数が少ないこともあり治療法や治療薬の研究開発がなかなか進んでいません。小児がんの治癒率は7割くらいに向上しましたが未だに子供の病死原因の第一位を占めています。そして治療を終えても合併症で苦しんだり周囲の理解を得られないこともあります。このような現状に支援を得られるよう取り組んでいます。
ゴールドリボン・ネットワークにご協力をお願いします!

岡崎 久彦 様

2012年11月27日



演題「最近の日本の外交について」
NPO法人岡崎研究所
所長 岡崎 久彦 様

 永富会員と幼稚園がご一緒の岡崎先生には、何度もご登壇頂き、いつもながら難しい内容を非常に分かり易くお話頂いています。今回も尖閣問題の明確な視点など、タイムリーな時節の事柄を聞くことができました。短い時間の中で外交の全てを語って頂くことはできず、クラブでもすっかりお顔馴染みの先生には、次回が待ち望まれます。

和泉 正哲 様

2012年11月20日



演題 「東日本大震災後、2年を過ぎて」
東北大学名誉教授
和泉 正哲 様

 東日本大震災、極めて稀な震災から2年が過ぎました。過去の教訓から防げたはずの事、予想できなかった事、沢山の課題が残っています。一方で、
・予知の精度が上がった
・防災意識が向上した
・ボランティア活動などの定着 等進歩しつつあります。
今後、再び起こりうる災害に備えて、経済・エネルギー政策・外交問題・マスコミ、政治の改善そして防災には教育が不可欠と考えております。

坂本 尚史 様

2012年11月13日



演題 「地球環境問題を考える」
千葉科学大学危機管理学部長・同教授
坂本 尚史 様

 環境問題の影響、被害が国境を越え、ひいては地球規模に至る問題であり、その解決の為に国際的な取組みが必要とされます。環境問題を考えるにあたり、自然科学・社会制度・政治問題等としての様々な理解をする必要があり、一面だけを見ずに多角的に捉え、柔軟に対応していくことが重要です。その為の行動が私たち一人ひとりに求められています。

小宮山 邦彦 様

2012年11月6日



演題 「最近経営者として感じていること」
小宮山 邦彦会員

 ミヤチグループの微細溶接・加工技術は電子機器などの微細部品の接合や加工で使われており身近な製品の品質向上や維持に役立っています。未来に向けグローバル規模で展開する新興向け製品戦略を取り組んでいます。

大倉 源次郎 様

2012年10月16日



演題 「能の小鼓」
能楽大蔵流小鼓方十六世宗家
大倉 源次郎 様

 1450年を始祖として550年の歴史を持つ大倉流小鼓方大倉様の、伝統芸能を「子供たちにどのように伝えるか」その苦心のお話と、お持ちいただいた小鼓は400年前に作られたもので、馬皮で作られたその音に400年の歴史を聴かせていただきました。
鼓の音が「ち・た・ぷ・ぽ」と言う事から「たんぽぽ」が「つづみぐさ」と称され、また徳川時代には能が公式音楽として各地に能楽団が作られたという耳新しいお話を伺いました。

垂澤 清三 様

2012年10月9日



演題 「今後の不動産マーケットPART3」
垂澤 清三会員

 東日本大震災以降、既存のビルに対するニーズが変化し安定した稼働率を保つためにビルオーナーも相応の取り組みを強いられています。貸しビルサバイバル時代へと突入。不動産価値を最大限に引出すリノベーションとは・・・

島津 俊樹 様

2012年10月2日



演題 「松葉杖で歩く 世界の山」
島津 俊樹 様


 幼少時の病気により、足が不自由になり家と病院の生活を余儀なくされました。そんな状況の中で外で遊ぶ・自然に対する憧れが強くなり、それが山に対する憧れに変わっていきました。大学生になってから友人達の助けもあり山登りを本格的に始めました。当初は杖が折れてしまうアクシデントなどもありましたがそこでやめてしまうのではなく挑戦の気持の方が一層強くなりました。
社会人になってからは日本の山だけではなく、ネパール・スイス・アメリカと挑戦する中海外で出会う人たちの目は温かくいつか本を出してみてはどうか、と勧められました。そして退職を機に執筆をはじめ出版をさせていただくことになりました。色々な出来事の中で自分にとって山というものがとても大きな存在だったことを気付かされる日々です。

松原 徹 様

2012年9月25日



演題 「日本プロ野球選手会の諸問題」
日本プロ野球選手会 事務局長
松原 徹 様

 当会は、日本のプロ野球12球団に所属する選手が会員となっています。プロ野球選手は選手寿命も短い上に社会保障も十分ではないなどの問題を受け、主にプロ野球選手の地位向上として設立した労働組合です。1985年の設立以降、歴代会長を中心に諸問題に勇気をもって取り組んできた結果、今日の現状があります。私たちはプロ野球の発展の一役を担う存在としてプロ野球の未来を考え、少年達の憧れの場であり続けるためには何をすべきか議論し、実現に向けて活動しています。是非ともご理解の上、今後のプロ野球発展にご協力頂きたくお願いいたします。

佐久間 崇源 様

2012年9月18日



演題 「ガバナー公式訪問にちなんで」
国際ロータリー 第2750地区ガバナー
佐久間 崇源 様


卓話の要旨はこちら>>

佐々木 茂則 様

2012年8月21日



演題 「企業を元気にする経営情報について」
協立情報通信株式会社 代表取締役
佐々木 茂則 様

 東京オリンピックの年に会社を設立。
中小企業基本法の改正により弱者である中小企業が日本経済の活力の源泉となりました。その多様性や創造性、機動性に着目。ICTの活用により競争力を高め企業をもっと元気にできる会計情報サービスを中核にサポートサービスを提供。

宮元 栄治 様

2012年8月7日



演題 「治安情勢について」
警視庁 愛宕警察署長
宮元 栄治 様

 最近の愛宕警察官内の犯罪情勢をお話いただきました。しかしながら、60歳以上の女性を狙った振り込み詐欺が拡大傾向にあり、その被害額は30億円にものぼるとのことでした。

小森 威典 様

2012年7月31日



演題 「正真正銘五つ星源泉宿66」
テレビプロデューサー
小森 威典 様

 25年にわたりTV業界で報道、ドキュメントの制作に携わる。なかでも温泉番組の制作本数は120余りに及ぶ。 取材した温泉旅館の数は1600軒以上。加水もしてない正真正銘の五つ星源泉宿は66軒と言う。温泉の舞台裏をくまなく知る機会に恵まれたことで、温泉の素晴らしさを知ると同時に価値を失うような行為をしてしまう旅館がいかに多いかを知り愕然とさせられる。正しく温泉につかることにより健康への効果にも絶大な威力を発揮します。世界に誇れる素晴らし温泉文化を守り続けたい。

栗原 直子 様

2012年7月24日



演題 「数寄者 半泥子と日本の焼き物」
日本陶芸倶楽部 専務理事
栗原 直子 様

 日本は全国どこでも焼き物が出来る盛んな国で、茶道の発展と共に日本の焼き物は発展してまいりました。
 戦国時代、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、現地の陶磁器職人を大勢日本に連れて来たことで、全国各地で様々な焼き物が発展した経緯があります。
 川喜田半泥子は、三重県財界の重鎮として、また政治家ととしても活躍する中、趣味の陶芸に没頭し生涯に3万5千〜5万点の作品を制作しました。彼は陶芸の他に書や画もよくしましたが、あくまでも趣味人としての立場を貫いた方です。
 是非、皆様も一度陶芸を体験してみてください。

楡井 辰雄 様

2012年7月17日



演題 「東京新橋ロータリークラブの柿崎棚田支援10周年について」
新潟県議会議員
楡井 辰雄 様

 今年は棚田支援をいただき10周年となります。これも皆様との信頼関係があってこそだと思っております。そして春から収穫に向けて愚直に頑張る「気持ちを食べてほしい」という若い方たちの気持ちも継続につながっています。
 昨年の震災を通じて農業のポジションがいかに大切かということを痛感し、お米の消費量が減る現状に対し上向きな考えを持つことが必要だと考えております。若い方へお米、そして上越への興味を持っていただく、また若者に活躍の場を作ることが重要となります。地方が元気になることが日本の元気に繋がるようこれからも活動を続けてまいります。

鈴木 康弘 様

2012年7月10日



演題 「新橋駅の変遷について」
新橋駅 駅長
鈴木 康弘 様

 新橋駅の概況と2年後、3年後、10年後に変わっていく新橋駅を映像とともにご紹介頂きました。新橋駅の傍で活動しながら、多くの知らないことや業界用語など大変興味深いお話でした。私たちも1日の平均“乗車”人数の224,916人(平成22年度、JR東日本7位)のうちの一人であることも知りました。
 会社の野球部は都市対抗の昨年度優勝のディフェンディングチャンピオンであり、7月13日(金)東京ドームにて開会式後の第一戦にご声援をとのことでした。

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