ホノルルロータリークラブ訪問旅行(2016年2月25日~29日)

東京新橋ロータリクラブの姉妹クラブであるホノルルロータリークラブ創立100周年の記念式典が2016年2月26日に開催されるのを機に、東京新橋RCでは2月25日~29日をコア期間として、柴孝也団長以下28名(会員20名、家族会員7名と事務局の桜井さんを含む)がホノルルRC訪問旅行に参加した。2月は雨季期間で天候が心配されたが、ホノルル滞在中雨は一度も降らず、気温も1月に訪問したカンボジアほど高くもなく、さらっとした常夏のハワイを満喫できたのは何よりでした。

25日(木)の朝9時半頃ホノルルに到着し、そのまま宿泊予定のヒルトンホテルを経由して歓迎昼食会会場のワイアラエカントリークラブに向かった。ここは毎年1月ソニーオープンゴルフが開催される海岸沿いの名門コースとして知られている。ここのクラブハウスで開催された歓迎会にはわがクラブの他にホノルルRCの姉妹クラブである台北RC、韓国の釜山RC、京都RCのメンバーが出席している。
歓迎昼食会ではナンシー・ペース パスト会長の開会のあいさつの中で、ホノルルRCの重要な奉仕活動の一つとして、カンボジアのバイヨン中学校の建設支援について触れられ、この奉仕事業は4年前に新橋RCから紹介を受け、今日まで継続して子どもたちを支援している経緯について丁寧に説明され、新橋RCの皆さんもうなずいていた。当会場にはモニター画面でカンボジア支援活動、ホノルルRCによる新橋RC訪問(2013年4月)、2012年2月の新橋RCによるホノルルRC訪問等の映像が流されていた。各クラブ紹介に際して我々は柴会長のリードのもと鉄道唱歌「汽笛一声」の1番を歌い、出席者から大好評であった。そしてリック・トウィル会長エレクトによる挨拶のあとフラダンスの実演指導があり、新橋RCからは柴会長のほか井上会員、内海会員が指名され、何とも“なまめかしい”フラダンスを披露した。

記念品贈呈(歓迎昼食会にて)

記念品贈呈(歓迎昼食会にて)

歓迎昼食会

歓迎昼食会

歓迎昼食会

歓迎昼食会

26日(金)午前中はホノルルRC主催でゴルフコンペとショッピング観光が開催された。私はショッピング観光に参加したが、ホテル前にホノルルRCの裕子会員が白いロングのリムジン2台を率いて迎えに来られたのにはびっくり。新橋の他、台北、釜山RCの会員も加わりニーマンマーカス(高級百貨店)の中のオーシャンビューのレストランにて朝食会が開催された。食事後ファッションショーが催され、数百万円の装飾品をつけた美しいモデルが我々の席の前に優雅な身のこなしで現れ、うっとりとした男性会員もいた。
午後5時過ぎからいよいよホノルルRC100周年記念式典がヒルトンホテルで開催された。1時間程度はウェルカムドリンクで出席者相互の懇談が行われた。私が会場でたまたま話した相手が、式典のあいさつに登場し、現在のホノルルRCの会長であるギャレット・グレース氏であることが分かりびっくりもした。式典は6時から9時過ぎまで行われた。式典の中で印象的だったのは94-95年ホノルルRC会長でパスト地区ガバナーのLindaCoble女史(しゃべりぷりはニュースキャスターそのもの)から「What Rotary Means to Me」との話があり、その中で、95年2月に自分が会長の時に新橋RCとの姉妹クラブ調印式が行われたことについて熱く語られていたことである。

100周年式典 Grace会長夫妻(後列左)、Dewitz夫妻(前列中央)と一緒に。

100周年式典 Grace会長夫妻(後列左)、Dewitz夫妻(前列中央)と一緒に。

100周年イベント

100周年イベント

翌日27日(土)は新橋RCのゴルフ大会に16名が参加、5名がノースショア観光に出かけた。夜はホテル内でシーフードの夕食会に23名が出席し柴会長からねぎらいの挨拶があった。こうしてコアの3日間はあっという間であったが、各自楽しい思い出を沢山作り、無事29日(月)の夕方に帰国した。鞍掛幹事お疲れ様でした。(文責 長野 洋)

ゴルフ大会

ゴルフ大会

ノースショア観光

ノースショア観光

<訪問団構成>

団長:柴孝也 副団長:三宅壽

幹事:鞍掛三津雄 副幹事:金澤洋

救護:阪口耀子

記録:長野洋 写真:内海基二 ビデオ:金澤洋

事務局:桜井利恵子

団員:井上智雄、今泉有仁、猪山敏郎、上田啓子、小西悦郎、坂本正彦、篠塚香苗、竹谷嘉彦、垂澤清三、中西英一郎、中根正紀、藤永忠利、森本幸子、
(敬称略)

港区小・中学生環境作文コンクール 過去二番目の625点の応募(2016年1月27日)

全体雰囲気2

第10回港区小・中学生環境作文コンクールの表彰式が一月二十七日、区内で開かれ、入賞した児童、生徒が表彰状を受け取った。今回は、「あなたはどうやって生き物や人間が快適に住める地球にしますか?」をテーマに募集を行い、過去二番目に多い六百二十五点の応募があった。主催する東京新橋ロータリークラブの柴孝也会長は、「今回で10回目でしたが、年々レベルが上がり、今年も大変すばらしい作品がたくさんありました。来年以降も東京新橋ロータリークラブの奉仕活動の骨子として続けていきたい。」と話した。主な受賞者は、次の通り(敬称略)。

<受賞者一覧>
▽港区長賞=加来太雅(本村小)、志牟田美佳(白金の丘中)
▽港区教育委員会教育長賞=塩野谷咲希(御成門小)、佐倉凛(御成門中)
▽東京新橋ロータリークラブ会長賞=豊福彬(芝小)、白土きくの(御成門中)
▽(公財)日本環境協会理事長賞=濱田千太郎(青南小)、奥居美音(港南中)
▽こどもエコクラブ事務局長賞=池川華恋(白金の丘中)
▽選考委員長=井竿みやび(芝浦小)、佐藤里彩(東町小)、野村駿介(御成門小)、
松野にこ(御成門中)、日下部真由(赤坂中)
▽協賛企業賞:佐倉温(御成門小)、武田菜々花(御成門小)、高橋柊吾(御成門小)、
東優花(芝浦小)、栗林麗華(お台場学園港陽小)、堀池青葉(東町小)、
河合礼子(御成門中)、横田有沙(港南中)、片平創(港南中)、
丸山淳平(白金の丘中)
▽特別賞=石原未希(赤坂小)、林田健太郎(赤羽小)、喜多彩乃(御成門小)、
中澤明日香(港南小)、橋本浩太郎(芝浦小)、山田大翔(白金の丘小)、
岡村康佑(南山小)、唐澤玲(東町小)、釋優紀菜(御田小)、
櫻井梨緒(港南中)、森木琳太郎(高陵中)

表彰される加来くん2

第10回港区小・中学生環境作文コンクールで港区長賞を受賞し表彰される本村小学校の加来太雅さん=港区で

カンボジア視察旅行(2016年1月14日~18日)

2016年1月14日(木)~1月18日(月)の3泊5日のスケジュールにて、東京新橋RCならびに東京レインボーRC田中会長の計16名で、カンボジアのシェムリアップへの視察旅行を行いました。

今回の視察旅行は、東京新橋RCならびに東京レインボーRCが支援している現地のNGO JST(Joint Support Team for Angkor Preservation and Community Development代表のチア・ノル氏)が企画し、昨年12月に完成したバイヨン中学校竣工記念式典への参加、授業参観ならびに地元で初めてとなる運動会の見学、学生一人一人への文房具の配布などを目的として行われました。

このプロジェクトには、当クラブ、東京レインボーRCのほか、ホノルルRC、京都RC,一宮中央RCが共同参画、今回当クラブを含め合計40名のロータリアンが現地に出張し完成を祝いました。
 バイヨン中学校の学生は12歳~19歳までの計460名。これまでは近隣の中学校へ通うのに片道十数kmの道のりを通学する必要があり、通学できずにいた子どもたちが大勢いましたが、今回のバイヨン中学校の竣工により、多くの子どもたちの就学が可能となりました。目を輝かせながら勉強をする子どもたちを見ていると、カンボジアの未来がとても明るいものであると想像できます。
 しかし、今回のバイヨン中学校の竣工は決してゴールではありません。電気・水道のインフラ未整備、文房具・教材の不足、教職員の不足等、中学校の維持・運営に関してまだまだ課題は山積しています。今後より良く中学校を維持・運営し、数多くの子どもたちをカンボジアの未来を背負って活躍する人材に育て上げることこそが最終目標です。そのために東京新橋RCならびに東京レインボーRCは、これからもJSTと共にバイヨン中学校への支援を続けて参ります。』

東日本大震災復興支援プロジェクト継続支援(2015年10月9日・10日)

当クラブは東日本大震災の被災地である岩手県釜石市の唐丹地域(当クラブの柴会員(2015~16年度会長)出身地)へ僅かばかりながらも支援を行っています。
2015~16年度は2015年10月9日~10日に東北旅行(東日本大震災復興支援プロジェクト継続支援)と題し、クラブとして4回目となる訪問旅行を行いました。

盛岡駅に集合した一行は最強の現地ガイド柴会員のご案内の下、遠野市に向かい本田市長様よりお話しを伺い、釜石市ではご招待頂いた鉄の歴史館の見学組と唐丹小学校を訪問する柴会長とパスト会長組に別れ、着任間もない一條校長先生のお話しと元気な子供たちに再会して子供たちからは「ぜんぶ空」という歌のプレゼントをもらいました。
宿へ向かう途中では柴会員のご実家にお邪魔をして、海産物のバーベキューのおもてなしを受け、一同大感激でした。
宿泊先の陸中海岸グランドホテルでは野田釜石市長様に柴会長より唐丹の子供たちのために市に建設される小学校の備品購入資金として支援1,084,342円の目録が贈呈されました。その後、釜石東RCの会員でもいらっしゃる医師会長の小泉先生に卓話を頂き、和やかな懇親会の途中にはホテルの社長さんのお話しや鵜住居地区に建設されるラグビーワールドカップの予定会場の説明を受けました。
翌日は綺麗な日の出で起床し、VIP待遇の場所からラグビーワールドカップ予定会場を見学した後、宮古駅に向かい三陸鉄道北リアス線で田老駅に向かい、防潮堤より「学ぶ防災」ガイドさんによる被災地の説明とビデオにより、改めて津波の恐ろしさを痛感しました

最後に浄土ヶ浜へ向かい山本宮古市長様と面会し海鮮丼に舌鼓をうち、盛岡ではクラブの例会にもお越し頂いた衆議院議員の
階(しな)先生にお目にかかって東京へ戻りました。

野田釜石市長様へ目録の贈呈

野田釜石市長様へ目録の贈呈


本田遠野市長様と固い握手を交わす柴会長

本田遠野市長様と固い握手を交わす柴会長


元気いっぱい、歌をプレゼントしてくれた唐丹小学校の子供たちと

元気いっぱい、歌をプレゼントしてくれた唐丹小学校の子供たちと


(一社)釜石医師会会長・小泉先生の卓話

(一社)釜石医師会会長・小泉先生の卓話


VIP目線で鵜住居ラグビーワールドカップ予定会場を見学する

VIP目線で鵜住居ラグビーワールドカップ予定会場を見学する


防潮堤の上で防災ガイドさんの話に聞き入る

防潮堤の上で防災ガイドさんの話に聞き入る


山本宮古市長様と懇談する柴会長

山本宮古市長様と懇談する柴会長


湾を望む柴邸でホタテ貝のお刺身や焼き物などをたくさんいただきました

湾を望む柴邸でホタテ貝のお刺身や焼き物などをたくさんいただきました

第9回港区小・中学生環境作文コンクール(2015年1月28日)

ご挨拶

東京新橋ロータリークラブ 猪山 敏郎

東京新橋ロータリークラブ会長猪山から主催者を代表して一言御挨拶申し上げます。

今 日はお忙しい中、第9回港区小・中学校作文コンクールに大勢の来賓の方、共催者様、協賛企業の方、そして表彰を受けられる児童・生徒さん、父兄の方々のご 出席本当に有難う御座います。此の準備に港区環境課様、日本環境協会様新橋ロータリーの皆様のご協力に感謝いたします。
皆様が暮らしている 地球、たった一つしかありません。現在その環境問題がマスコミ等で報じられない日々は有りません。それほど大きな問題と危機を抱えています。人間が利便性 の為に危機を高めていると言っても過言ではないでしょう。このかけがえのない地球環境を如何したら維持改善できるのでしょうか。人間活動の結果であれば、 未来に為にはその活動を変えて行かなければならないと考えます。
東京新橋ロータリークラブは1985年創立以来「町に緑と水を」をテーマと して環境保全に関する奉仕活動をして参りました。その一環として公益財団法人日本環境協会と環境保全に関する教育を港区内の小・中学校の児童・生徒を対象 に実地して参りました。この中で環境問題を主題とした作文コンクールを実施し、今回は第九回を迎える事になりました。
今回のテーマは「あな たはどうやって地球温暖化を止めますか?どうやって地球温暖化に対処しますか?」としました。その結果港区の小学校9校・中学校3校合計12校から382 編の応募を頂きました。応募者はその多感な時期の日々の様々な経験、観察、調査に基づいて作品にして頂きました。どの作品も問題をしっかりとらえ、自分の 考えをつぃたえ、如何して行ったらよいのかを述べられていました。これらの作品のうち35編を入選作品として表彰し、作文集として編集発刊することといた しました。作文を書かれた児童・生徒の皆さん、この作文集を読まれた多くの人達が今後の地球環境問題を考え、取組んで行けたならば本当に有意義であると思 います。
最後に港区教育委員会、同環境課、各小・中学校の先生方、各小・中学校PTA連合会の皆様、ご熱心に審査して頂いた審査委員の先生方、ご協賛を頂きました19企業の皆様ほか、関係各位のご支援ご協力に対し厚く御礼申し上げます。
お蔭様で当クラブは今年創立30周年を迎える事が出来ました。地域との連帯を密にしながら進んでまいります。今後とも宜しくお願い致します。以上を持ちまして開催の挨拶といたします。

 

****************************************************************************************************

本年度の経過報告

地球の気候変動を世界の研究者が集い調べています。この団体をIPCCといいますが、このIPCCの第5次報告書が公開されました。これには、地球温暖化の原因が人間活動の結果であることがほぼ確定し、現実の影響や未来への影響がかなりはっきりと分かってきたこと並びに気候変動に対する考えをしっかりと見つめることの重要性が指摘されました。さらに、温暖化を止めることだけでなく、これを避けられないこととして捉えそれらの影響を少なくする対応策が必要だと提言しています。このような背景のもと今回は、『あなたはどうやって地球温暖化を止めますか?どうやって地球温暖化に対処しますか?』として地球温暖化にテーマを絞りました。コンクールは小学校4年生から中学校3年生までを対象とし、募集いたしました。その結果小学校9校、中学校3校から382編の応募がありました。その中から35篇を入賞作品とし選出いたしました。

****************************************************************************************************

協賛企業

㈱アーバン・コミュニケーションズ様 ㈱アドブレーン様 ㈱江口様 ㈱エネルギーアドバンス様 合同会社KIIN様 佐藤印刷様 芝信用金庫様 第一生命保険㈱様 ㈱知識経営研究所様 ㈱電通様 東京ガス㈱様 日本生命保険相互会社様 日本ロジテム様 合同会社BEfirst様 みずほ銀行様 森永製菓㈱ 森ビル㈱ ㈱ライクス様  以上19社

****************************************************************************************************

表彰式の模様

コンクールに携わった皆様や受賞者父兄が見守る中、港区長代理、港区教育委員会教育長のご来賓のご挨拶に続き、各賞の表彰が行われた。各賞の表彰後、港区長賞を受賞した芝小学校の光主さんの朗読が行われた。

表彰式

IMG_0974

IMG_0955

IMG_0999

受賞者と関係者との記念撮影

IMG_1020

作文コンクール_記事

(東京新聞 2015年1月30日掲載)