カンボジア視察旅行(2016年1月14日~18日)

2016年1月14日(木)~1月18日(月)の3泊5日のスケジュールにて、東京新橋RCならびに東京レインボーRC田中会長の計16名で、カンボジアのシェムリアップへの視察旅行を行いました。

今回の視察旅行は、東京新橋RCならびに東京レインボーRCが支援している現地のNGO JST(Joint Support Team for Angkor Preservation and Community Development代表のチア・ノル氏)が企画し、昨年12月に完成したバイヨン中学校竣工記念式典への参加、授業参観ならびに地元で初めてとなる運動会の見学、学生一人一人への文房具の配布などを目的として行われました。

このプロジェクトには、当クラブ、東京レインボーRCのほか、ホノルルRC、京都RC,一宮中央RCが共同参画、今回当クラブを含め合計40名のロータリアンが現地に出張し完成を祝いました。
 バイヨン中学校の学生は12歳~19歳までの計460名。これまでは近隣の中学校へ通うのに片道十数kmの道のりを通学する必要があり、通学できずにいた子どもたちが大勢いましたが、今回のバイヨン中学校の竣工により、多くの子どもたちの就学が可能となりました。目を輝かせながら勉強をする子どもたちを見ていると、カンボジアの未来がとても明るいものであると想像できます。
 しかし、今回のバイヨン中学校の竣工は決してゴールではありません。電気・水道のインフラ未整備、文房具・教材の不足、教職員の不足等、中学校の維持・運営に関してまだまだ課題は山積しています。今後より良く中学校を維持・運営し、数多くの子どもたちをカンボジアの未来を背負って活躍する人材に育て上げることこそが最終目標です。そのために東京新橋RCならびに東京レインボーRCは、これからもJSTと共にバイヨン中学校への支援を続けて参ります。』