東京新橋ロータリークラブ奉仕活動の代表的な事例を紹介します。
東日本大震災復興支援活動
東京新橋ロータリークラブは、昨年、東日本大震災復興支援活動として釜石東RC及びホノルルRCとの合同プロジェクトにより、被災した児童達が記録会で使用するユニホームやスパイク及びトレーニングタイマーやイージーアップテント等運動用具一式を、釜石市の唐丹(とうに)、鵜住居(うのすまい)小学校に寄贈しました。今年、第二次東日本大震災復興支援プロジェクトとして、釜石東RCと合同で、唐丹小学校の子供達に『夢と希望とを笑顔』を掲げ、花巻まつりに初めて参加する”夢と魔法の”ディズニーパレードの見学と3年前の春の選抜準優勝校の花巻東高校硬式野球部を訪問し施設と練習試合の見学を企画しました。今年度は秋の旅行会を兼ね東日本大震災の被災地を訪ね、復興の現状を訪問地の市長や関係者からお話を伺いました。
自然環境保全型農業による棚田保全の支援
東京新橋ロータリークラブは東京レインボーロータリークラブとともに、新潟県上越市柿崎区(旧柿崎町)の「柿崎を食べる会」が目指す棚田を保全し、美味しいお米の生産と中山間地域の環境と景観の保護を図る自然環境保全型農業の実践に賛同し、棚田米の購入と毎年夏の棚田視察旅行会を通じて「柿崎を食べる会」への支援と柿崎地区との交流を続けています。平成14年8月に棚田視察旅行を兼ね現地での交流が開始されてから今年で丁度満10年を迎え、今回の視察旅行会に合わせ現地で記念式典が行われました。 (写真:2012年8月24日記念式典)
式典の模様は地元新聞上越タイムスが取材し翌日の朝刊に掲載(掲載記事)されました。
港区内小中学校への環境教育支援
■環境をテーマとする授業のプレゼント
平成16年東京新橋ロータリークラブ創立20周年記念事業として、港区内の小中学校へ「環境をテーマとする授業のプレゼント」をしました。小中学校の「総合的学習の時間」などに、同じ港区に事務所がある財団法人日本環境協会「こども相談室」に講師をお願いして、小中学生の環境をテーマとする勉強のお手伝いをしようとするものでした。
■港区内小中学生対象の環境作文コンクールの実施
小中学校への環境教育支援事業は継続され、平成18年から財団法人日本環境協会との共催で港区内の小中学校の生徒を対象とした環境作文コンクールを実施しています。港区および教育委員会のご支援、さらには各学校のご協力、審査員をお引き受けいただいた先生方、協賛を頂いた地域企業など、関係者のご協力を得て、毎年数多くの応募があります。応募作品は選考審査を経て入選作品を表彰し、「作文集」として編集発刊しています。
第8回目を迎えました2013年度の環境作文コンクールのタイトルは、水と環境をテーマにしました。水は私たちの生活になくてはならないものです。あまりに身近過ぎてその恩恵を忘れがちになります。汚染されていたらどうなるでしょうか。水と環境という観点から、もう一度大切な水を考えてみましょう。という観点から決めました。今回は、区内の小・中学校16校から、合わせて425編の応募をいただきました。このうち31編の作品を入選作品として選定し表彰しました。また、水だけではなく、地球温暖化やごみ問題について取り上げた優秀な作品も入選作品としました。応募作品は、飲料水、工業用水、農業用水、大自然の恵み、氷河、海や雨など,対象が広範にわたって環境問題との関係が取り上げられております。(写真:2014年1月表彰式)
第8回環境作文コンクール表彰式の模様と入賞作品をご覧いただけます》
■港区立東町小学校の自然体験学習「米作り」を支援
環境教育の一環として、港区立東町小学校(南麻布 篠崎厚子校長)の自然体験学習「米作り」を支援しています。(公財)日本環境協会の平澤信夫講師の指導のもと、校内の一角に設けられたミニミニ田んぼで田植えから稲刈りまで、米作りを体験しています。(写真:2013年5月田植え)
国際奉仕活動
カンボジアの子供達の識字教育支援活動
カンボジアの子供達の識字教育支援のため書籍・文具等を寄贈しています。2014年1月15日、当クラブとして2009年以来の3度目の訪問を実施しました。今回一行は内海会長以下6名が参加しました。
「アンコールの森」再生支援プロジェクトへの支援
当クラブの国際奉仕活動の一環として、(一財)国際開発センター(IDCJ)がカンボジアのアンコールワット周辺で、地域のNGOと連携し、植樹、環境教育および地元住民の生活向上に向けたプロジェクトを支援しています。2010年10月は植樹の視察旅行及び子供達の識字率向上のため文具提供を実施しました。
(写真:視察旅行記念撮影(左)及び植樹記念碑(右))